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◇129.建物の建築の際の制限「防火地域・準防火地域」◇ 

 先日の西町、総曲輪通り商店街での火災は、建物の構造で被害の差が出ました。報道では、この地域は「防火地域」に指定されていることが報じられましたが、防火地域とはどのようなものなのでしょうか。
 都市計画法・建築基準法では、建物を建築する際のいろいろな制限を定めています。その中で防火地域・準防火地域とは、隣家と接していることの多い密集市街地において、火災がおきた場合に類焼、被害拡大を防ぐ為、建物の構造等について制限が設けられている地域です。
 富山市では、JR富山駅前、総曲輪通り及び中央通りの一部地域が防火地域に、その周囲に展開する富山市中心市街地の一部が準防火地域に指定されています。
 防火地域においては、3階以上又は延べ面積が100㎡を超える建築物は耐火建築物に、それ以外の建築物は準耐火建築物にしなくてはなりません。
 準防火地域においては、4階以上又は延べ面積が1500㎡を超える建築物は耐火建築物に、延べ面積が500㎡を超え1500㎡以下のものは耐火又は準耐火建築物にしなければなりません。そのほか、木造建築物の外壁及び軒裏で延焼の恐れがある部分は、耐火構造としなければならない、など、建物の構造や使用する材料について制限があります。
 詳しくは、市町村役場の都市計画課、建築指導課等にお尋ねください。



宅地建物取引主任者   中村 麻子