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 2006年09月 

◇131.住宅ローンについて◇ 

 近年、民間金融機関において住宅ローン商品の多様化が進んでいます。 また、住宅金融公庫が支援する「フラット35」の件数も伸びてきております。
 今回は、金利の種類による住宅ローンの違いを「固定金利型」、「固定金利期間選択型」、「変動金利型」について簡単に説明します。
 「固定金利型」とは、借入当初から完済までの金利が確定しているもので、代表的な商品には「フラット35」が挙げられます。完済までの返済額も決まっていますので、将来にわたっての資金計画が立てやすいといえます。また、低金利時代に借入れすれば、長期間にわたって低金利のメリットを受けることができます。
 「固定金利期間選択型」とは、当初から数年間の金利が固定される特約を結ぶもので、2年、3年、5年、10年等があります。固定金利期間が短いタイプほど金利が低めで、現在では銀行等の金利優遇キャンペーン対象の代表的な商品となっています。また、固定金利期間終了後は、その時点の金利で改めて変動金利型や固定金利期間選択型を選択する仕組みになっていますので、借入当初の金利だけではなく、期間終了後の金利も考慮する必要があります。
 「変動金利型」とは、借入期間中、半年ごとに金利が見直されるものをいいます。多くの商品では、適用金利が半年ごとに変わっても、返済額が急激に上がらないように5年ごとの改定となり、その変動幅に上限があることが一般的です。高金利期や金利下降期にはメリットがあると言えますが、金利が上昇すると、支払額が一定の元利均等返済では、利息の割合が増えて元金がなかなか減らず、利息ばかり支払う可能性もありますので、変動金利型を選択する場合には、今後の金利動向を読む必要があります。
 いずれの商品を選ぶにも、それらの商品の内容を十分に理解したうえで、どの商品が自分に最も適しているかを将来にわたって検討し、自己の責任において選択しなくてはなりません。
 

宅地建物取引主任者   坂口 光希