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◇132.住宅ローンの見直しについて◇ 

 最近、各銀行の金利上昇のニュースを聞くようになりました。現在、住宅ローンの見直しを考える方もいらっしゃると思います。
 そこで、見直し方法をニーズ別にご紹介します。ニーズは大きく分けると次の3つになります。

 ①返済期間の早期終了
  返済の早期終了には繰り上げ返済(期間短縮型)や借り換えによる期間短縮(金利が高い時期に借りているローン)があります。
  借り換えの場合、金利の低いローンに借り換え、元のローンと返済額を同額程度とすれば、返済期間が短縮でき、利息を軽減できます。
 ②金利上昇に対する不安の解消
  金利上昇に対する不安に対しては、2~3年の短期固定金利で借りている場合は、繰り上げ返済で残高を減らせば固定期間明けに金利が高くなった場合の返済額を軽減できます。
  また、変動金利から固定金利へ切り替えると、適用金利が高くなるので返済額がアップすることや、金利タイプの切替の場合、優遇金利が利用できない場合がほとんどですので注意が必要です。
  また、返済額の増加に対応できるように家計のスリム化も計るべきでしょう。
 ③返済額負担の減少
  返済額負担の減少に対しては、家計の見直し、繰り上げ返済(返済額軽減型)、借り換えによる負担軽減が挙げられます。

 それではこの中の「繰り上げ返済」について更に説明します。
 「繰り上げ返済」とは、毎月返済している金額以外の資金でローンを減らすことで、もともと支払う予定であった利息を支払わなくて済みます。長期間の住宅ローンを早く終了するためには、繰り上げ返済を行っていくことが必要となります。繰り上げ返済には「期間短縮型」と「返済額軽減型」の2つの方法があります。
  期間短縮型はローンの返済期間を短くするときに利用し、返済額軽減型は毎回の返済額を少なくするときに利用します。同額の資金で繰り上げ返済をするなら期間短縮型の方が返済額軽減型よりも利息軽減効果は大きくなります。
  繰り上げ返済の手数料は、金融機関によって異なりますので、ローン選びの段階からチェックしましょう。また、注意点としては、いざという場合の生活資金や教育資金は確保した上で繰り上げ返済を行うことが必要です。
  繰り上げ返済はできるだけ計画的に行い、退職金等をあてにせず、早めに完済するのが理想的ではないでしょうか。

宅地建物取引主任者   村田 ちはる