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◇137.『 契印と割印、消印について 』◇ 

不動産の売却、購入、賃貸借等には必ず契約書を作成しますが、通常は何ページかになっている場合が多いと思います。例えば契約書が2枚以上にわたる場合に、1つの文書であることを証明するために、両ページにまたがって押す印のことを契印といいます。契約書に署名した当事者全員が調印に用いた印と同じ印を押さなければなりません。(契約書が袋とじの場合は裏表紙と帯にまたがるように、1人1箇所に捺印すればよいとされています)

                  <契印>
mame1137[1]
             契約書                     袋とじ

これに対し割印とは、契約書の正本と副本、原本と写しのように、同じ文面の文書を2つ以上作成したときに、その文書が同一のものであるということを証明するための印に用いられます。

                  <割印>
mame1137-2[1]


また、契約書等に収入印紙を貼った場合に印紙と契約書にまたがって押す印のことを消印といいます。これは再利用を防ぐために押印するだけですから、必ずしも署名印と同じ印である必要はありませんし、署名者全員でおこなう必要もありません。印ではなくボールペン等でのサインでもかまいません



宅地建物取引主任者   堀 大吾