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◇168.二項道路について 

建築基準法には、都市計画区域内における建築物の敷地は、幅員4m以上(一部については6m以上)の道路に2m以上接していなければならないという規定があります。
しかしながら、昔から建物が密集して建ち並んでいた地域では、4m未満の道路に接している敷地がたくさん存在します。
建築基準法第42条の二項において、この法律の規定が適用された時(昭和25年11月23日、又はそれ以降に新たに都市計画区域に編入された日)以前から建物が建ち並んでいる幅員4m未満の道路(公道・私道を問わず)で、特定行政庁の指定したものについては、現況道路の中心線から水平距離2m(一部においては3m)の線を道路の境界とみなして建築物等の建築ができることとなっております[この道路は、二項道路と(『みなし道路』とも)呼ばれています]。
例えば、幅員3mの道路に接する土地については、道路の中心から敷地までの距離は  1.5mとなりますので、現況の道路境界線から50㎝後退した線を道路境界線と見なすことになり、その部分の権利等はあるのですが、その線を越えて住宅や塀などの建築物は建築できないことになります(この50㎝後退することをセットバックといいます)。
尚、1.8m未満の幅員極少な道路を二項道路として指定する場合、あらかじめ建築審査会の同意を得なければならないとされております(建築基準法第42条の六項)。
現況が道路の形態であっても、二項道路の指定等、建築基準法上の道路でなければ、建物の建築はもとより、増築、改築、移転等も一切出来ないという事になりますので、所轄の市町村役場、建築指導課等で、十分ご確認されることをお勧めします。

                      宅地建物取引主任者 小田 裕之

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