◇205.『賃貸不動産経営管理士』について 

11月15日(日)は、賃貸不動産経営管理士資格認定試験の第3回全国統一試験日でした。
この資格認定試験は一般社団法人賃貸不動産経営管理士協議会が平成25年より、年1回主催しているものです。
賃貸住宅の割合が住宅全体の4割程度を占め、国民の重要な住宅ストックとなっていること、また、人口減少や住宅の供給過多などにより、空家の増加が社会的な問題となっています。賃貸不動産管理業を中心とする法規制が存在せず、敷金の返還等のトラブルの傾向が高いこと、クレームの複雑化など、現状において賃貸不動産管理は重要なものとなっています。
これまで、各団体ごとに独自に設けていた賃貸不動産経営管理の資格を不動産業界統一資格と位置づけ、賃貸不動産経営管理の専門家の育成を目的に、賃貸不動産経営管理士制度が創設されました。
『賃貸不動産経営管理士』とは、主に賃貸アパートやマンションなど賃貸住宅の管理に関する知識・技能・倫理観を持った専門家です。
受験要件はありませんが、試験合格後に資格登録を行うには、登録要件が必要です。
宅地建物取引士とは違い民間資格であり、この資格がないと賃貸管理が出来ないというわけではありませんが、国土交通省「賃貸住宅管理業者登録制度」における役割が期待されています。
賃貸不動産管理の依頼、賃貸住宅等への入居を考える際のひとつの参考資格とも言えるのではないでしょうか。


宅地建物取引士  佐竹 直美