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◇212.「国税路線価と実際の土地評価について」 

 7月1日、全国の国税局、税務署で相続税や贈与税の算出基準となる平成28年分の路線価が公表されました。 
 路線価は、主要道路に面した1平方メートル当りの土地の評価額で、県内では、富山市、高岡市、射水市等、各市町村の一部で路線価が実施されております。
 今回の路線価の中でも県内最高値[富山市桜町一丁目 駅前広場通り(マリエとやま西側)]は昨年比20千円/㎡増の460千円/㎡と2年連続で上昇、前年と価格を比較できる他の路線でも上昇路線が見られ、特に富山、高岡の北陸新幹線駅周辺に上昇地点が目立ち、開業効果が鮮明となっています。
 路線価は『毎年1月1日を評価時点として、地価公示価格、売買実例価額、不動産鑑定士等による鑑定評価額、精通者意見価格等を基として算定した価格の80%により評価している』といわれております。
 すなわち、路線価を2割程度、割り戻した単価が、おおよその実勢価格(実際に取引されるであろう価格)になると思われます(ただし、実際の課税上は角地であったり、不整形地であったりといった、各々の不動産の個別性を考慮した画地計算率により補正した価格になりますが、ここでは画地計算率適用前の標準的な画地の例を示します)。
 例えば、路線価が“29E(千円単位、1㎡当たり、Eは借地権割合50%)”と表示されている路線に接している土地であれば、

         29,000円/㎡ ÷ 0.8 = 36,250 円/㎡

 となり、更に坪単価に換算すると、

         36,250円/㎡ ÷ 0.3025 = 119,835 円/坪と、概ね坪当

たり12万円の土地(ただし、画地計算率を適用すると一般的にはやや減額した数値となります)であることが把握できるのです。
 尚、この路線価図は管轄の税務署で御覧になれますし、国税庁のホームページ、路線価図等閲覧のコーナー(http://www.rosenka.nta.go.jp/)で過去分(平成22年分から)も含めた、全国の路線価図が御覧になれます。

宅地建物取引士 小田 裕之

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