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◇225.上空に高圧線が通過する土地について◇  

 高圧線が土地の上空を通過している場合、その土地は「制約」を受ける為、土地評価する際は減価が考慮されます。「制約」とは具体的に、
 ①高圧線の使用電圧170,000V以下の場合
  最下垂時の送電線から3m以上距離をとらないと、建物が建てられない。(高い建物が建てられない場合がある。)
 ②高圧線の使用電圧170,000Vを超える場合
  高圧線直下を含む、高圧線の外側線から側方3mの範囲内には、建物が建てられない。
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 その土地の所有者であれば、電力各社の窓口で送電圧、離隔距離、地役権設定の範囲・内容等詳細を教えてもらえます。所有者でなければ、所有者の委任状が必要になります。
 最後に、高圧線下地であるために、どの程度評価減となるかは一慨には言えません。高圧線が土地のどの部分を、どのくらいの範囲で通るかによって、減価の程度は変わってきます。また、上記のような法的規制以外にも「圧迫感」、「危険感」等の心理的要因による減価もあり得ますので、とても複雑です。
 以上、不動産の購入・売却・納税の際等、参考にしていただければ幸いです。

 宅地建物取引士  龍井 義直