FC2ブログ

◇207.契約の前に説明される重要事項説明とは 

 住宅や土地を購入する際の不動産売買契約や、アパート・マンション等を借りる際の賃貸借契約の前に宅地建物取引士よりその物件に関する重要事項の説明を受けます。その書面のことを重要事項説明書といいます。

 重要事項説明とは宅地建物取引業法という法律に定められており、売買や賃貸に関わる不動産取引業者が買主や借主に対して契約前に説明を行います。(実際は契約日と同日に行われる場合がほとんどです。売主や貸主に対しては行わなくても構いません。)また、この法律で定められている宅地建物取引業に該当する行為(土地・建物の売買や賃貸の仲介、マンションや土地の分譲等)でない場合は説明の必要がありません。

 不動産の取引という場面では専門的な知識が要求されます。そのため一般の消費者がよくわからないうちに契約して、後で損をしてしまうようなことが無いように宅地建物取引士の資格を有した者しか説明出来ないことになっています。重要事項説明では宅地建物取引士がその免許証(宅地建物取引士証)を提示して説明を行い、重要事項説明書には取引士の記名、押印が必要です。

 また、重要事項説明書にはその説明を受けたという記名、押印をしますが、これは売買や賃貸の契約には拘束されない記名、押印です。重要事項説明を受けてその後、契約が成立するに至った際には、契約書にしっかり記名、押印をする必要があります。

 最後に今、重要事項説明のIT化が注目されています。パソコンやその他の通信端末を使用しテレビ会議のような形で行われます。日本でも昨年より社会実験が行われている段階で実用化はまだ少し先のようですが、アメリカ等では既に不動産の契約までIT化されている状況です。


宅地建物取引士   堀 大吾

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://toyamafd.blog81.fc2.com/tb.php/112-163a7754