◇164.角地、二方路による建ぺい率の緩和について 

ご存知の方も多いと思いますが、建ぺい率とは、敷地面積に対する建築面積の割合のことをいい、富山市の場合、都市計画で用途地域毎に40%~80%の範囲で制限が定められています。建築基準法上、原則として、建ぺい率を上回る建築面積の建物の建築はできません。例えば、富山市で地積80坪の土地が第一種住居地域内にあるとき、建ぺい率は60%ですから、最大で48坪(80坪×60%)の建築面積をもつ建物の建築が可能ということになります。
そして、角地や二方路の場合、富山県建築基準法施行規則により、下記のいずれかに該当すると、建ぺい率の緩和(建ぺい率10%加算)を受けることができ、先程の例でいいますと、建ぺい率は70%(60%+10%)となり、建築面積を56坪(80坪×70%)まで拡張できます。
●角地の場合
二つの道路(幅員がそれぞれ6メートル以上のものに限る。)が内角120度以下で交わる角敷地で敷地周囲の長さの3分の1以上がこれらの道路に接するもの
 ●二方路の場合
二つの道路(幅員がそれぞれ6メートル以上のものに限る。)の間にある敷地で敷地周囲の長さの4分の1以上がこれらの道路に接しており、かつ、道路境界線相互間の間隔が20メートル以下のもの

 住宅の増築や平家住宅の新築をお考えの方は、角地、二方路による建ぺい率の緩和についてもお調べになられてはいかがでしょうか。
詳しくは富山市役所建築指導課までお問い合わせ下さい。

宅地建物取引主任者試験合格者   大田 康弘